2010.08.21ネットワークやPCのトラブル

ダイナミックDNS BuffaloルータのダイナミックDNSサービス と DiCE利用の違い

1. ダイナミックDNS

ADSLや光ファイバーのインターネットなどに加入すると、大抵の場合、ダイナミックな(動的、つまり変化するということ)
グローバルIPアドレス(世界でたった一つしかないIPアドレス)が1個、プロバイダーから支給されます。

このグローバルIPアドレスは、世界でたった一つしかありませんから、例えば、支給されたグローバルIPアドレスを調べて、
Webサーバーソフトを立上げると、http://10.1.121.2/(例)と実アドレスにアクセスして、全世界に発信できる
ホームページを自宅から公開することができます。固定IPのLANでは普通の手法で不都合もありません。

しかし、このグローバルIPアドレスは、ダイナミック(反対は静的:スタティック)ですから、接続が切れる度に、あるいはプロバイダの都合などで変わることがあります。
これでは、変更されるたび、URLを伝達し直さなければならなくなり、実用的ではありません。

このダイナミックなグローバルIPアドレス"10.1.121.2"(例)を"http://www.koala-sf.mydns.jp"に繋げてくれるのが、ダイナミックDNSサービスです。ダイナミックドメインネームサービスです。

http://www.koala-sf.mydns.jp/ddns.html

有料のものもありますが、無料のものもあります。日本語でサポートしてくれるダイナミックDNSサービスも複数あります。
このサイトで利用しているmydnsも、無料の日本語でサポートしてくれるダイナミックDNSサービスです。

 

miniDNS 日本語、無料
Dynamic DO!.jp 日本語、無料
DynDNS.org 英語、無料
HN.ORG 英語、無料
 

この他にも多数あります。

2. ドメインとサブドメイン

このダイナミックDNSを使用するにも、2つの方法があります。ドメインを取る方法とサブドメインで運用する方法の2つです。

 

  1. ドメインを取る

    例えば、"http://www.koala.com"(かっこいい!)というサイトがあればドメインを取得していることになります。
    よくサイトのURLで見かける、"nifty"とか"~"(チルダ)とかがない、すっきりとしたURLになっています。
    もちろんsuzuki.comでも、鈴木.com(日本語ドメインも取れます。)でもOKです。

    このドメイン("koala"、"suzuki"、"鈴木")は年間数千円の手数料で、ドメインネームサービス
    (これを専用にやってくれるサービス)から取得することができます。
    ダイナミックDNSサービスの会社でやっていることも多いです。

    早いもの勝ちですから、".com"で取れなければ、".jp"あるいは、".to"など探し回るわけです。

     

     

  2. サブドメインで運用

    お金に糸目を付けない方、仕事でドメインを取る必要がある方以外は、サブドメインでも運用できます。
    殆どのサブドメインは無料です。
    ここのサイトのURL、"http://www.koala-sf.mydns.jp"の、".mydns.jp"がサブドメインを表しています。
    ダイナミックDNSサービスの"mydns.jp"がサブドメイン"koala-sf"を提供しているわけです。

    確かに"http://www.koala-sf.com"の方がすっきりして格好いいですが、無料ならリーズナブルだと思いませんか。
    プロバイダのURLよりは、格段にすっきりとしているでしょう。

3. ダイナミックDNSを使うには

IPアドレスがダイナミックなので、(動的に変わる)それに対応してプロバイダからのIPアドレスが変わった場合、
ダイナミックDNSサービスに、変わったことを知らせて、IPアドレスとドメイン、あるいはサブドメインを繋ぎ直す仕組みが
必要になります。

これも大きく分けて3種類の方法があります。

 

  1. IPアドレス更新ソフトを使う

    ダイナミックDNSサービスからは、IPアドレス更新の方法が指示されています。
    (決まったやり方でメールを受信するなど)
    また、ダイナミックDNSには有効期間(1週間など)がありますから、一定期間ごとに、決まった処理をするソフトを使用すればよいのです。

    Windowsですが、DiCEが有名です。

    あるいは、システムで使えるスクリプト(AppleScriptなど)を使って、自分で起動の度などに更新してもOKです。

     

     

  2. ダイナミックDNSサービスが提供するツールを使う

    前述のDiCEは汎用ソフトですが、ダイナミックDNSサービスが提供する専用ツールを使うこともできます。
    OSごとに用意されていることもあります。

     

    DynDNS.org Mac用あり。
    No-IP.com Mac用あり。

     

  3. ルーターのダイナミックDNS機能を使う

    ここのサイトで利用しているのはこの手法です。

    ルーター(ブロードバンドルーター)を使うと、複数のPCで同時にインターネットができますが、
    新しいルーターにはダイナミックDNS機能が付いている機種があります。

    ルーターにはIPアドレス検出機能がありますから、変更された場合、あるいは設定しておいた間隔で、
    定期的に更新してくれます。

    この場合はルーターの説明書に明示されているダイナミックDNSサービスしか使えませんが、今のところ使えています。
     

4. 注意点

このダイナミックDNSサービスは新しいサービスですから、変更、サービス停止は日常茶飯事です。
ある日突然、ダイナミックDNSサービスをやめたり、有料になったりすることがあります。
そうなると、また新しいサブドメインを取ってURLの連絡をやり直しすることになります。

永続しそうなダイナミックDNSサービスを見極めて登録することが肝要です。
 

BuffaloルータのダイナミックDNSサービス年額3,780円 
運用サーバでDiCE機動 無料
できることは同じ。要は、公開サーバでIP変動時に作業をさせるか、
ルータに作業させるかの違い。
公開サーバなので、必然的に常時起動していないとならない。


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